2021年7月25日「選びの民(『招待された者』と『選ばれた者』との違い)」
2021年7月25日
「選びの民(『招待された者』と『選ばれた者』との違い)」
牧師 金子昭典
「天の御国は、王子のために結婚の披露宴を設けた王に
たとえることができます。ところで、王が客を見ようとしてはいって来ると、
そこに婚礼の礼服を着ていない者がひとりいた。そこで、王は言った。
『あなたは、どうして礼服を着ないで、ここにはいって来たのですか。』
しかし、彼は黙っていた。そこで、王はしもべたちに、『あれの手足を縛って、
外の暗やみに放り出せ。そこで泣いて歯ぎしりするのだ。』と言った。
招待される者は多いが、選ばれる者は少ないのです。」
(マタイ22:2、11~14)
(『招待された者』と『選ばれた者』との違い)は分かりましたでしょうか?
王子のために結婚の披露宴に<招待された者>は「ユダヤ人」「異邦人」
すなわち全ての人です。そして王子のための結婚の披露宴の席に
実際に座れる<選ばれた者>は王子のための結婚の披露宴に
<指定の礼服を着てはいって来た人>です。そして<指定の礼服を着て
はいって来た人>とは全ての条件が満たされている方のことを言います。
(『招待された者』と『選ばれた者』との違い)は、招待された
王子のための結婚の披露宴に<指定の礼服を着てはいって来た人>
であるか、または<指定の礼服を着ないではいって来た人>であるか
ということです。私たちはこの地上の生涯の中で天の御国へ行く
準備が出来ていないと決して天の御国に入る事は出来ません。
神に選ばれる者は少ないのです。
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