２０２０年１０月２５日「主は与え、主は取られる」

2020年10月25日

「主は与え、主は取られる」

牧師　金子昭典

「そして言った。『私は裸で母の胎から出て来た。

また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。

主の御名はほむべきかな。』ヨブはこのようになっても罪を犯さず、

神に愚痴をこぼさなかった。」　

（ヨブ1：21、22）

「しかし、人よ。神に言い逆らうあなたは、

いったい何ですか。形作られた者が形造った者に対して、

『あなたはなぜ、私をこのようなものにしたのですか。』

と言えるでしょうか。陶器を作る者は、同じ土のかたまりから、

尊いことに用いる器でも、また、つまらないことに用いる器でも

作る権利を持っていないのでしょうか。」

（ローマ9：20、21）

地上の生涯は全てイエス様の裁きの前に出る

準備のためのものです。地上で自分に起こった様々な

出来事の中には「主は与え、主は取られる」ということが

多くあると思います。主は私たちに大切な天の宝を与えたいので、

偶像を取り去るのです。ですからどのような事があろうとも

私たちは決してイエス様に不平不満を持つべきではありません。

私たちはあまりにも近視眼的であり盲目であります。

しかし主は全てを見透かし、全てをご存知の全能なるお方であり、

そして全てを愛から行っているお方なのです。

神はいつも善であり、善を行うすばらしいお方なのです。

主を心から褒め称えます。