2018年11月25日「真実な悔い改め」
2018年11月25日
「真実な悔い改め」
牧師 金子 昭典
「こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、
まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って
彼を抱き、口づけした。息子は言った。『お父さん。私は天に対して罪を犯し、
またあなたの前に罪を犯しました。もう私は、あなたの子と呼ばれる資格は
ありません。』ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を
持って来て、この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、
足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来て、ほふりなさい。
食べて祝おうではないか。この息子は、死んでいたのが生き返り、
いなくなっていたのが見つかったのだから。』そして彼らは祝宴を始めた。」
(ルカ15:20~24)
息子(弟)は嘘の悔い改めの演技をしようとしていたようです。
しかしその息子(弟)が真実な悔い改めに変えられました。
それは、放蕩した息子(弟)が、父に告白する前に父の行いを通して、
本当の神の愛(無条件の愛)を知ったからです。息子(弟)は
父が本気で自分の安否を心配していてくれた事を知り神の愛を知りました。
本当の悔い改めは神の愛を真実に知り、心から申し訳なく思い、心から神と人の前に
悔い改めたくなるものなのです。偽りの悔い改めではなく、
真実な悔い改めが重要なのです。
0コメント