2021年4月18日「イエス様が見られるのは信仰」
2021年4月18日 「イエス様が見られるのは信仰」
牧師 金子昭典
「それで、イエスはこう言われた。『ある身分の高い人が、遠い国に行った。
王位を受けて帰るためであった。彼は自分の十人のしもべを呼んで、
十ミナを与え、彼らに言った。『私が帰るまで、これで商売しなさい。』」
(ルカ19:12、13)
「ある身分の高い人」とはイエス様のことです。
「王位を受けるために遠い国へ行った。」とは新しい天の御国における
王となるために復活された後、父なる神様のおられる天に上げられた
ということです。そして新しい天の御国の準備をされてから王位を受けて、
それから私たちを正しく裁かれるために来られます。また「彼は十人のしもべを呼んで、
十ミナを与え、彼らに言った。『私が帰るまで、これで商売しなさい。』」とは、
神様が私たちに地上で授けて下さっている全ての預かりものを用いて
本当の信仰を養いなさいということです。これが『私が帰るまで、これで商売しなさい。』
ということです。私たちはこの地上の間においてのみ本当の信仰を養い、
そして御霊のクリスチャンとなることが出来るのです。そしてイエス様の
裁きの座に出る時にこの地上から持って行く事の出来るものは信仰だけです。
またイエス様が見られるのも私たち一人一人の信仰なのです。
上記の御言葉はその裁きの時のことをイエス様御自身で言っておられる
例えの箇所なのです。この私たちの地上の生涯における人生の目的は
永遠の天の御国に行くための信仰を準備することです。
良い準備が出来るように励みましょう。
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