2023年9月24日「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者」
2023年9月24日
「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者」
牧師 金子昭典
「イエスは彼らに言われた。『まことに、まことに、
あなたがたに言います。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、
あなたがたのうちに、いのちはありません。』わたしの肉を食べ、
わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは
終わりの日にその人をよみがえらせます。」
(ヨハネ6:53、54)
聖餐式は、メシアの十字架の死を予表された過越祭からきています
(出エジプト記13章より)。神がこの過越祭を定められたのは、
出エジプトを忘れないためでした。つまり、神はイスラエルの
全家族に対し、小羊(ただし傷のない一匹の雄)をほふり、
その血を家の入口の二つの柱とかもいに塗り、そして種を入れない
パンを七日食べることを命じました。そして神がエジプトを
巡って初子を打たれた時、その血のあるところは過ぎ越され、
ほふられた子羊の血によって民はさばきを免れることが出来たのです。
キリストの十字架の死は、みずから過越の小羊となることであり、
人の受けるべき神のさばきを身代わりに受けることでした。
神は、過越祭を毎年守るように定め、メシアの救いの歴史的
予表とされたのです。神の小羊であるイエス様が
自ら過越の小羊となられ十字架で死なれたのです。
主の御名をほめたたえます。
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